先日、東北地方で発生した大規模地震の影響はまだ続いております。
被害を受けられた地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
来たる3月24日は、
日本ホスピタリティ協会(現:NPO法人・日本ポスピタリティ推進協会)が
1994年(平成6年)に制定した「ホスピタリティ・デー」です。
思いやり、もてなしといった意味のホスピタリティ(Hospitality)の精神を広めること、
また、思いやりのある社会を築くために、この日を日常生活の中で他人に対して思いやる心を
ほんの少しでも表す実践の日にすることを目的で制定されました。
ホスピタリティ(Hospitality)は、
「心のこもったもてなし」や「歓待の精神」を表す言葉で、主に接客や接遇の場面で使われますが、
最近では医療の現場でもよく使用されており、さまざまな分野や業界で見聞きする機会が増えてきている言葉です。
広義の定義では、「人と人、人とモノ、人と社会、人と自然などの関わりにおいて具現化されるものである」とされています。
3月16日の夜、東北地方において発生した最大震度6強の地震は
11年前の3月11日に発生した東日本大震災を思い出させるようなものでした。
そして、11年前の大惨事の中でもお互いに
『譲り合い』『助け合い』の精神を忘れなかった被災地の方々の強さや優しさも
再び思い出すことができました。
日々の報道で目にする周辺国の情勢に、心を痛みながらも強く感じるものがあります。
ホスピタリティ精神は難しいことでも、遠いところにあるものでも無いこと。
私たちの心の中にあるもので、いつでも発揮できるし、いつでも発揮すべきものであることです。
「今私たちにできること」は、
ホスピタリティマインドを高めて、行動することだと思います。
羽田スタジオを訪ねる皆様に限らず、誰でもどんな時でもどんな場面でも、
いつも笑顔で気持ちよく、相手の立場で考えて、相手に喜んでもらえるよう
ホスピタリティ精神を大切に、実践していきたいと思います。
一人でも多くの生命が救われること、一日でも早く被災された方々に笑顔が戻ること、
一日も早い被害地域の復興を、心よりお祈り申しあげます。